“クラゲの展示数世界一”を誇る山形・鶴岡市の加茂水族館がリニューアルされることになり、工事の安全祈願祭が行われた。クラゲの展示数は現在の約80種類から100種類に増やす予定。

館長「若手中心に新しい取り組みを」

3月13日の安全祈願祭には、鶴岡市や加茂水族館の関係者、工事の担当者など約50人が出席し、神事が行われた。

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加茂水族館は、10年前の2014年に大規模リニューアルされ、現在、約80種類あるクラゲの展示数は世界一を誇る。一方で、国内ではクラゲの展示を行う水族館が増えていることから、今回のリニューアルで約100種類に増やして展示力を強化する狙いがある。

また、本館の脇に新たに「研修所棟」を建設し、子どもたちの学習の場として活用する「レクチャールーム」を拡充したり、スタッフの研究機能も充実させる予定だ。リニューアルオープンは2026年度を予定している。

加茂水族館・奥泉和也館長:
(リニューアルは)私も楽しみ。新しい取り組みが若手を中心に行うことができる。我慢していた分も存分に張り切っていきたいので、応援よろしくお願いいたします。

今回のリニューアルに向けたサービスの向上や燃料費の高騰などを受け、鶴岡市は2024年7月から入館料を「500円」値上げすることを計画していて、現在開会中の市議会に条例改正案を提出している。

(さくらんぼテレビ)

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