5月3日からゴールデンウィーク後半の5連休がスタートした。山形県内の観光スポットに県内外から人が集まり、長蛇の列ができるなどにぎわい、休日を楽しんでいた。

最大の死闘「川中島合戦」を再現

米沢市で行われた「川中島合戦」は、米沢上杉まつりのメインイベントで、戦国史上最大の死闘といわれた上杉謙信と武田信玄による戦いが再現された。

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市民や高校生が扮(ふん)する両軍の軍勢は計650人。鉄砲隊の号砲で戦が始まると、両軍が入り乱れ、一進一退の攻防が繰り広げられた。

最大の見所は、大将同士の一騎打ち「三太刀・七太刀」だ。敵の本陣へ単騎で乗り込む謙信と、手にした軍配で刀を受け止め奇襲をしのいだ信玄の姿に、4万人の見物客から大きな歓声と拍手が上がっていた。

上杉謙信が単騎で乗り込む様子
上杉謙信が単騎で乗り込む様子

宮城から訪れた人:
上杉謙信が馬で向かっていくところが格好良かった

埼玉から訪れた人:
こんなにすごい催しだと思っていなかったので、すごく感動した

4月29日からのまつりには、2022年を大きく上回る計21万5,000人が訪れたという。

「世界一のクラゲ」目当てに

加茂水族館
加茂水族館

鶴岡市にある加茂水族館は「クラゲ展示数世界一」を誇る。
開館時間の午前9時から県の内外からの観光客でにぎわい、入場を待つ長蛇の列ができた。

水族館の壁に沿って長蛇の列が…
水族館の壁に沿って長蛇の列が…

係員:
待ち時間は1時間半から2時間以上の見込みとなっています

2日の来館者は約2,000人と、曜日の並びが同じだったコロナ前の2017年の約9割にまで戻り、4日以降のゴールデンウィーク期間中は1日あたり5,000人程度を見込んでいる。

3日は家族連れなどが、珍しいクラゲを写真に収めるなどして楽しんでいた。

新潟から訪れた人:
クラゲを見るのが楽しかった。(クラゲ)大きかった

宮城から訪れた人:
すごい並んでいた。汗はかいてるけど、疲れてない

加茂水族館では、4日からの3日間は開館時間を延長した上で1時間あたり500人ほどに入場を制限する。入場チケットはオンラインでの前売りか、当日に整理券を配布して対応するという。

(さくらんぼテレビ)

さくらんぼテレビ
さくらんぼテレビ

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