アメリカ中央軍は2月7日、イラクの首都バグダッドで、イラクの親イラン武装組織の「カタイブ・ヒズボラ」の司令官を殺害したと発表した。防犯カメラが捉えていたのは、ドローン攻撃を受けた車が炎上する様子。車には司令官が乗っていたという。

車から炎が…

2月7日、イラクの首都バグダッド。

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道路を通過したのは、炎を上げながら走る車だった。路面に残された炎の筋は、まるで時を超える映画のようだ。しかしこれは、紛争が続く現実を突きつける映像だ。

車に乗っていたのは、イラクの親イラン武装組織「カタイブ・ヒズボラ」の司令官。アメリカのドローン攻撃を受け、車が炎上したのだ。司令官は死亡した。

その後、現場には市民が押し寄せ、「アッラーは偉大であり、アメリカは最大の悪魔だ」と憎しみの言葉をあげた。

殺害された司令官は、2024年1月にアメリカ軍の兵士3人が死亡した攻撃に関与したとみられている。
(「イット!」 3月8日放送より)

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