1月26日、自宅敷地内で飼育していたカメをアライグマが襲撃。カメは後ろ足をかまれたが、甲羅に隠れて身を守り、命に別条はなかった。ショックでしばらくの間、食欲を失っていたカメはその後どうなったのかーー。

水槽内にいるところを襲撃される

1月26日午前1時ごろ、岐阜市の住宅。防犯カメラに、門をよじ登る生き物の姿が映っていた。

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黒い目元に、しまのしっぽ…そこにいたのはアライグマだった。

アライグマが狙いを定めているのは、玄関先にある水槽。その中には、15年ともに暮らす家族、カメの「ぴーちゃん」がいた。

水槽に近づくとふたを押しのけ、顔を突っ込むアライグマ。そして、前足と口を使って「ぴーちゃん」を水槽の外へ移動させる。

甲羅に隠れ、身を守る「ぴーちゃん」。両者一歩も引かず、攻防が続くこと約3分。アライグマはとうとう諦めたのか、その場を後にした。

「かわいそうで仕方ない」

飼い主によると、次の日の朝、「ぴーちゃん」は草むらに隠れていて、左の後ろ足にかまれた跡があったという。

飼い主の男性は、「非常にびっくりしたし、かわいそうで仕方ない。なんとか命は助かったようで…」と話した。

「ぴーちゃん」はショックからかしばらくエサを食べず、2、3日前からようやく食べられるようになったという。
(「イット!」 2月13日放送より)

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