米・ラスベガスで、24歳の男が命綱なしで世界最大の球体施設に登った。今回の目的は妊娠中のホームレス女性のための募金活動を世に伝えることだったという。

“新名所”に登る男

命綱をつけず、両手両足を突っ張りながら、目もくらむ高さの建物をよじ登る人物。

この記事の画像(12枚)

米・ラスベガス出身、自称・スパイダーマンの男(24)だ。

これまでにもたびたび逮捕されてきたが、懲りることなく、また建物へ登った。

今回男がねらったのは、ラスベガスに2023年に完成した新名所「スフィア」。世界最大の球体施設で、高さは約110m。30階建てのタワーマンション並みだ。

男は建物に向かって走ると、LEDライトに足をかけて登っていく。

募金活動を伝える

球体にアニメーションが投影される中、登り続け、頂上にたどり着くと登頂した目的を話した。

自称スパイダーマンの男は「今日はイザベルというお母さんのための募金活動を伝えたかったんだ。彼女はホームレスで妊娠していて、助けが必要なんだ」と話した。

その後、男は器物損壊の疑いで逮捕された。
(「イット!」 2月9日放送より)

この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。 ギャラリーページはこちら(12枚)