能登半島地震で被害を受けた石川・輪島市では、7つの小中学校が輪島高校の校舎を間借りして6日から対面での授業を再開した。

輪島市内の7つの小中学校で授業が再開されるということで、午前8時ごろ、輪島高校では保護者に付き添われて子どもたちが登校した。

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6日から対面での授業を再開したのは、輪島市にある6つの小学校と輪島中学校のあわせて7つの学校。

能登半島地震で甚大な被害を受けた7つの小中学校では、オンラインでの授業が続いていたが、輪島高校の校舎を間借りすることで対面での授業が再開できることになった。

「きょうから授業どうですか?」という質問に、登校した小学生は「みんなと一緒に授業したい」「友達と会いたい」と期待に胸を膨らませた。

子どもたちの不安について、鳳至小学校・冨水聡校長は「友達と会えるかと学べるか、そのあたりが(対面授業再開で)解決できるのかな」と話した。

6日の授業再開を前に輪島市では、白山市に集団避難していた中学生の一部を半ば強制的に地元に戻す対応を取り、保護者から反発の声が上がっていた。

FNN
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