フランス・パリ近郊で、農家が政府に対し、賃金引き上げやコスト削減を求める抗議活動を行った。政府は燃料の値上げの撤回などを発表したが、農家たちは納得していないという。

農家たちが“怒り爆発”

高速道路を走るトラクター。別の場所ではトラクターが何十台も集まり、道路を封鎖した。

パリ周辺で起きた農家による抗議活動。政府に対し、賃金の引き上げやコストの削減を求め、トラクターで道路を占拠した。

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駅の前ではトラックからタイヤと土、野菜などが地面に捨てられた。さらに、高速道路の横でゴミが燃やされるなど、抗議は次第にエスカレート。火のついたトラックの手前には、大量の赤ピーマンが散乱した。

そしてトラクターがトラックを横から押し始め、横転させた。被害に遭ったトラックは、国外からフランスにやってきた物資を積んでいた。

デモを鎮圧するため、政府は燃料の値上げを撤回するなどの措置を発表したが、農家たちは納得していないという。
(「イット!」 1月29日放送より)

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