JR福井駅に隣接するテラスの恐竜モニュメントの一部が壊された事件で、警察が16歳の少年1人を器物損壊の疑いで、福井地方検察庁に書類送検したことが分かった。所有する福井市は「修復費用を少年に請求するかは検討中」としている。

モニュメント破壊の一部始終が防犯カメラに

器物損壊容疑で書類送検されたのは、福井市に住む16歳の少年。10月18日、福井市観光交流センターの屋上にある恐竜モニュメントを蹴り、足の指を壊した疑いが持たれている。

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少年は容疑を認めている。

犯行の一部始終は付近の防犯カメラに収められ、施設を管理する市の第三セクター「まちづくり福井」が被害届を提出。警察が捜査していた。

「弁償を求めるべき」電話やメール相次ぐ

恐竜モニュメントは10月1日にオープンしたばかりの福井市観光交流センターの屋上テラスに設置してある。全部で9体あり、事業総額は約1億円だ。

犯行の映像が公開されたことで、福井市には「弁償を求めるべきだ」などの厳しい対応を求める電話やメールが相次いでいるという。

市は、できるだけ早くモニュメントを修復したい考え。費用を少年側に請求するかどうかは「検討中」としている。

(福井テレビ)

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