九州知事会九州・山口各県の知事が意見を交わす九州地方知事会議が10月25日に佐賀県で開かれ、会長を務める蒲島知事も出席した。
会議では九州を半導体生産の拠点とする“シリコンアイランド”構想が発表された。
5年ぶり開催の九州地方知事会議
佐賀県では5年ぶりの開催となった九州地方知事会議には、熊本を含む九州沖縄8県と山口県の知事や副知事が出席した。
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会議は非公開で行われ、台湾の半導体製造大手TSMCの熊本進出に伴う“新生シリコンアイランド九州”の実現に向けて意見が交わされた。
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この構想では、半導体の関連産業の集積や雇用創出、交流人口の拡大などに連携して取り組むことになっていて、10月25日は各県の人材育成事業が共有されたという。
「人材に関しては協力体制が必要」
会長を務める蒲島知事:
新生シリコンアイランド九州の実現に向けた基盤整備として半導体人材の育成・確保、物流交通インフラの整備に対する支援等について、しっかり(国に)要望したい。人材に関しては協力体制が必要だとみんな思っているから“人材育成はみんな一緒にやろう”というのがこの会議の重要な点だった。
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さらに、「“新生”シリコンアイランド九州だから前よりもいいシリコンアイランド九州をつくり上げることが我々の目標であると、きょう感じた」と希望的な意気込みも示した。
(テレビ熊本)