政府は大規模災害に備え、全国各地に支援物資を分散して保管する計画で、熊本県消防学校の備蓄倉庫がその一つとなっています。10日はこの倉庫に段ボールベッドが運び込まれ、予定された物資全ての搬入が完了しました。
【後藤 祐太 アナウンサー】
「今支援物資を乗せたトラックが県消防学校に到着しました。これから段ボールベッドが倉庫に搬入されます」
政府は、大規模災害時に備え、被災自治体からの要請を待たずに必要な物資を届ける『プッシュ型支援』をスムーズに行うため、今年度中に全国9カ所に物資を分散して保管する計画です。
このうちの一つが熊本県で、九州各県へのアクセスの良さなどから益城町の県消防学校備蓄倉庫が選定され、去年9月、施設の無償提供と物資の搬入、搬出の協力について県と内閣府が協定を結びました。
保管されるのは6品目で、これまでに簡易ベッドや簡易トイレ、入浴・キッチン資機材などが既に搬入されていて、10日、最後の物資として段ボールベッド200セットが運び込まれました。
【内閣府防災担当 鳥居 祐輔 企画官】
「九州地域で発災した場合、調達に時間がかかる資機材を被災地に迅速かつ確実に送れるようになると期待している」
県では今後、物資の組み立て方や使い方など市町村と連携して訓練を行いたいとしています。