ジャニー喜多川元社長の性加害を認め、ジャニーズ事務所は会見で謝罪した。
今後は藤島ジュリー氏から代わった東山紀之社長の体制で、被害者の補償を行うことを表明しているが、ジャニーズ事務所は今後信頼を回復することができるのか…。世論調査の結果から、若い世代ほど、信頼回復への見通しが明るいことが分かった。
FNN世論調査(9月16、17日 電話調査実施、全国の有権者1017人)では、「信頼回復できる」との声は33.2%にとどまり、「信頼回復できない」との回答は56.3%に上り、性加害問題への厳しい声が明らかになった。
この記事の画像(3枚)【ジャニーズ事務所は信頼を回復できるか】
▶信頼回復できる 33.2%
▶信頼回復できない 56.3%
ただし、信頼回復への声を世代間ごとに見てみると、20代以下の若い世代は、50%以上が「信頼回復できる」と答えていた。
ジャニーズのファンが比較的多いとみられる若い世代は、今後のジャニーズの信頼回復を、期待も込めて願っているようだ。
一方で、30代以上では、全世代で6割近くが「信頼回復できない」と先行きにも厳しい意見が多く、特に70代以上は「信頼回復できる」との回答の割合が22.7%と著しく低かった。世代によって、回答にハッキリ差が出る結果となった。
【ジャニーズ事務所は信頼回復できるか】
信頼回復できる 信頼回復できない
▶20代以下 53.3% 41.7%
▶30代 40.2% 57.0%
▶40代 30.3% 63.4%
▶50代 34.5% 58.7%
▶60代 29.8% 57.0%
▶70代以上 22.7% 57.2%