バレーボールのパリ五輪予選を兼ねたワールドカップバレー2023が、9月16日に開幕（女子大会：9月16日～／男子大会：9月30日～）。
2枚の五輪切符を求め、日本代表が8カ国の総当たり戦に臨む。
そのキープレーヤーたちを男女5人ずつ紹介する。
今回は、歴代のキャプテンが背負ってきた背番号「3」を継承したエース、古賀紗理那選手（27）。
体幹を鍛え進化したスパイク
古賀選手の武器は、長身から繰り出すスパイク。
去年から「しなやかに強く跳ぶ」ことを目指しトレーニングに励み、体幹を鍛えることでスパイクはさらに進化した。
そして、ブロック力も強化され、攻守ともに大車輪の活躍でチームを牽引。
練習では、キャプテンとして監督とチームの架け橋になるために、コミュニケーションを取り続けている。
夫婦そろって目指すオリンピック
そんな古賀選手は、去年12月にバレーボール男子代表の西田有志選手との結婚を発表。
同じ種目のアスリート同士の夫婦。
関係性はどうなのか？なれそめを聞いてみると、「（なれそめは）僕の一目惚れですね」と言う西田有志選手に対して、「それはウソ！ちゃんと言いな！！」と、西田選手にピシャリと言う、一面も。
そんな古賀選手は、結婚の決め手についてこう語る。
「決め手は本当に優しくて。（キャプテンの）プレッシャーというか、ストレスもすごかったんですけど、すごく話を聞いてくれたのが、私はすごい救われて」
「キャプテンの重圧を相談できたことが何よりの救い」それが結婚の決め手だったという。
そして、最大の目標、“夫婦そろってのオリンピック出場”について、西田選手は「普通に考えてすごいよね」と語る。
古賀選手も「（夫婦で）パリオリンピックを目指せるっていう、この環境が私は素晴らしいことだと思っていて、お互いの存在が心とかプレーとかもタフにできたらいいなと思っています」と、オリンピックに対する思いを語った。
夫婦で誓うパリオリンピック出場、キャプテンが日本を勝利へ導く。
（「ノンストップ！」より 2023年9月15日放送）
