北海道士別市の国道沿いで8月17日、車と並走する体長2メートルほどのクマが目撃され警察が警戒しています。
クマが目撃されたのは、士別市温根別町の国道239号線沿いです。
午前9時ごろ、幌加内町方向へ車で走行していた50代の男性が、約20メートル先の草原にクマ1頭がたたずんでいるのを発見しました。
車がそのまま近づくと、クマは一時立ち上がりました。
体長は2メートルほどあったということです。
警察によりますと車がそのまま国道を直進していくと、クマはその横を約100メートルに渡って並走。
その後クマは、国道沿いにある自動車メーカーの試験場の高さ約2メートルの柵を乗り越えて、敷地内へ逃げていきました。
試験場には車両用のテストコースが備えられていて、当時周辺に人はおらず被害は確認されていません。
警察が周辺での警戒を強めています。