アメリカ・アラスカ州の川で6月、PR動画を撮影中のスタッフが巨大グマに遭遇する瞬間がカメラに捉えられた。クマはマスコットキャラクターに向かって突進してきたが、直前で静止。スタッフは無事に避難し、クマは山へ帰った。縄張りに人間が入ることは珍しくないが、マスコットキャラクターの造形が刺激になった可能性があるという。
振り向くと…撮影現場に巨大グマ出没
アメリカ・アラスカ州の川で6月25日に撮影された絶体絶命の場面。映像に捉えられたのは、奥から水しぶきをあげて突進してくる巨大なクマだった。そこにいた人たちの運命は…。

この日、プロアイスホッケーチーム「シアトル・ラーケン」のスタッフが川でPR動画の撮影をしていると、ただならぬ気配を感じたのか、突然、岸へとカメラを振り返った。

そこには、大きなクマが視線をこちらに向け、佇んでいた。
恐怖!クマがマスコットに向けて突進
撮影をしていた男性と女性は、「クマがいるぞ!下流に移動しよう!」「オーマイガー」と声をあげ、一同は騒然となった。

スタッフたちはその場を離れようとしたが、クマがジリジリと接近してきた。

そして次の瞬間、クマがマスコットキャラクター「ブイ」に向かって猛ダッシュしてきた。

もはやここまでかと…と思いきや、逃げようとする「ブイ」が後ろを振り向くと、クマは突然それ以上近づかず、その場に留まった。
チーム関係者は、「この周辺はどこにでもクマがいる、いわば彼らの縄張りです。クマも人間を見慣れているので、私は怖くありません。でも、そこに「ブイ」を連れていくとなると、少し危険が増すので注意が必要です」と語った。

クマは妖精をモチーフにした「ブイ」の姿に驚いたのだろうか。幸い全員無事にその場を離れることができた。
その後、巨大グマはサーモンを捕まえて、山へと帰っていったという。
(「イット!」 8月14日放送より)
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