「しゃもじみたい」灰色の巨大建造物
東京・多摩市で撮影された謎の建造物…
取材班:
こちら住宅街の方に灰色で変な形のものが建っています。

堤防を散歩する人と比べるとかなりのサイズ差。ビルなどが立ち並ぶ一角に異様な雰囲気で建造物が建っていたが、その存在に今日気がついたという人も…。

取材班:
あれは何だと思いますか?

近隣住民:
いや~知らないです。気にはなりますね。
突然現れたという不気味な物体。その正体を探るべく近づいてみると、かなり大きいことがわかる。

物体が建っていたのは京王線・聖蹟桜ヶ丘駅のすぐ近くで、高さは数十mほどあった。全体が灰色のシートのようなもので覆われ、その異様な姿に住人たちも興味津々だった。
近隣住民:
しゃもじみたい
近隣住民:
倒れてきそう。昨日はこうなってませんでしたね。
謎の建造物…正体は「送電用鉄塔」
一体、この建造物の正体は何なのか?
取材班:
あちら布の中に鉄骨のようなものが見えますね。

チラリと見えた鉄骨に、上の方で何本も延びる線。

そう!実はその正体は送電用の鉄塔だった。
東京電力によると、現在周辺の鉄塔はメンテナンス中で塗料や粉塵が飛ぶのを防ぐために灰色の防護ネットで全体を覆っていたという。

東京電力は「高所での作業や重機による作業などがあるため工事現場への立ち入りはご遠慮頂きたい」とコメントしている。
(「イット!」 8月12日放送より)
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