バレーボールのパリ五輪予選を兼ねたワールドカップバレー2023が、9月16日に開幕する(女子大会:9月16日~/男子大会:9月30日~)。
日本代表は2枚の五輪切符を求め、8カ国の総当たり戦に臨む。
そのキープレーヤーたちを男女5人ずつ紹介する。
今回は、“究極のオールラウンダー”の林琴奈選手(23)。
眞鍋監督「リベロが2人いる感じ」
林選手の武器は、キレのあるスパイク。
そしてスパイクと見せかけて緩急をつけたフェイントも武器で、多彩な攻撃で得点を決めることができる。

しかし、女子代表を率いる眞鍋政義監督が語る林選手の最大の強みは、“意外なも”のだった。
「林はなんせ、レシーブがうまいんですよ。リベロが2人いるような感じですから」
眞鍋監督いわく、林選手の武器はレシーブ。
去年の世界選手権ではチーム2位の得点をマークしながら、2つの守備の部門でチームトップに。
まさに“攻守の要”と言える“オールラウンダー”だ。
「よくしゃべるので部屋割りが大変…」
だが、林選手にはプレー以外でちょっと変わった一面もあるようで、眞鍋監督は「よくしゃべるんですよ…。1人でしゃべって、1人で笑って、1人でボケてる。だから部屋割りが大変なんですよ」と話す。

それについて林選手は、「(ホテルで)ちょっと歌ったりしちゃいます。子どもっぽい…『ぞうさん』だったりとか。(同部屋の)石川真佑選手に笑われています」と語った。
少し不思議な“オールラウンダー”林選手が、日本の勝利を呼び込む。
(「ノンストップ!」より 2023年9月13日放送)