熊本大学は、教育学部付属の小・中学校に外国人の子どもたちが学ぶ国際クラスの設置を検討していることが分かった。台湾の半導体製造大手・TSMCの進出にともない、外国人の子どもたちを受け入れたいとしていて、2026年度の実現を目指す。
国際クラス 2026年度の設置目指す
国際クラスの設置を検討しているのは熊本大学・教育学部付属の小・中学校で、各学年に1クラス、定員は未定となっている。
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外国人の子どもを中心に受け入れ、国際教育を望む日本人の子どもも受け入れたいとしている。
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熊本大学は2026年度の設置を目指していて、2025年度中にも文部科学省に認可申請する予定だ。熊本大学によると、国立大学の付属校が国際クラスを設置するのは全国でも初めてだという。
授業は英語 教育の国際化が進む熊本県
台湾の半導体製造大手・TSMCの進出を巡り、熊本県内の教育現場では外国人の子どもの受け入れ態勢の整備が進んでいて、すでに小学部がある熊本インターナショナルスクールでは2023年4月に中等部を開校した。
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また、九州ルーテル学院ではインターナショナルスクールの小学部を2024年4月に開校する予定だ。
(テレビ熊本)