熊本地震からの全線再開を果たした南阿蘇鉄道で、人気漫画「ONE PIECE」とコラボしたラッピング列車・サニー号トレインの運行が行われている。また、豪雨の被災地・人吉市の中心部では、夜に人気アニメ「夏目友人帳」のキャラクターの影絵が壁などに映し出され、観光の目玉として一役買いそうだ。

出発進行！サニー号トレイン

ラッピング列車・サニー号トレインは、熊本地震からの復興プロジェクトの一環として、熊本県が南阿蘇村と高森町とともに行っているものだ。

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「ONE PIECE」は週刊少年ジャンプに連載中の人気漫画で、作者の尾田栄一郎さんは熊本出身。今回のサニー号トレインは、麦わらの一味とともに過酷な海を乗り越える海賊船・サウザンド・サニー号をモチーフにデザインされている。

運行初日となった7月22日は、1997年に週刊少年ジャンプで「ONE PIECE」の連載が始まった日で、地元の小学生約50人が招待され、高森駅に向けて出発した。

サニー号トレインは、立野駅と高森駅の間を木曜から日曜までと祝日に1日3往復運行する。

モデル地に影絵が5カ所追加

また、熊本県は、県出身の漫画家・緑川ゆきさん原作の人気アニメ「夏目友人帳」とも連携。

アニメのモデル地となっている人吉・球磨地域のにぎわいの創出に取り組んでいて、2022年10月から人吉市の鍛冶屋町通りの4カ所に夜間、キャラクターの影絵を映し出している。

8月10日の夜からは、新たに人吉駅前など市内中心部の5カ所に影絵が追加され、ファンなどがカウントダウンをして、駅舎の壁に影絵が投影された。

7月にアニメ化15周年を迎えた「夏目友人帳」。この影絵は、毎日午後6時から10時まで点灯される。

（テレビ熊本）

テレビ熊本

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