皇后さまは、優れた看護師などに贈られるフローレンス・ナイチンゲール記章の授与式に出席された。

フローレンス・ナイチンゲール記章は、2年に一度、優れた功績のあった世界各国の看護師らに贈られるもの。

授与式は午後2時から都内のホテルで行われ、純白のスーツに帽子姿の皇后さまは、日本赤十字社の名誉総裁として授与式に出席された。

名誉副総裁の秋篠宮妃紀子さまは、コロナへの感染確認により控えられた。

常陸宮妃華子さまと寛仁親王妃信子さまも出席された。

今回日本では、原子力災害の際の放射線看護に取り組んできた草間朋子・東京医療保健大学名誉教授(81)、アフガニスタンなど紛争地域で救援活動にあたり、損傷を受けた遺体をできるだけ生前の姿に近づける「整体」の指導も行った高原美貴・姫路赤十字病院看護副部長(57)、看護師のキャリア支援などに尽力した今村節子さん(98)の3人が受章した。

皇后さまは、受章者に記章を直接渡して祝福し、看護学生によるキャンドルサービスを見守られた。

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社会部
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