北海道当別町にファームレストランがオープンした。

一皿で何度も楽しめるという新感覚グルメが話題になっている。

自然に囲まれた“ファームレストラン”

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札幌から車で約45分の当別町にオープンした『ニュードライブイン トウベツ』。

プロデュースを手がけた代表の鹿糠拓也さんは、自然に囲まれて食べる食事を追求し、札幌から少し足を伸ばせば行ける場所を探していたという。

レストランは、酪農家が住んでいた古民家をリノベーションして作った。

「空き家が増えてきている中で、何かできることはないか考えて」と鹿糠さん。

インテリアや壁に木をあしらった店内は、ナチュラルで落ち着く空間だ。

鹿糠さんは、「古い建物は作ろうと思っても作れない」という。

2種のハンバーグが味わえる“贅沢御膳”

料理には、当別産のお米や野菜を中心に、こだわりの道産食材を使用。

看板メニューの「ハンバーグ御膳」は、“炭火”と“煮込み”の2種類のハンバーグを楽しめる。

炭火ハンバーグは、七輪の炭火を使い、お好みの焼き加減で食べることができるようだ。

焼けるのを待っている時間も、ワクワクして楽しめる。

焼き上がったら、お好みで薬味をトッピング。

ピリッと辛い青唐辛子の醤油漬けやハンバーグとの組み合わせが珍しいりんごのコンポートなど、一皿で何度も味変が楽しめる。

中でも店長の小山田竜治さんのおすすめは、レストランのご近所『Farm Agricola』の新鮮な卵を使用した温玉。

とろとろの黄身がハンバーグを包み込み、絶品だ。

煮込みハンバーグは、濃厚なデミグラスソースがご飯との相性抜群。

牛すじから取ったダシと味噌で煮込んだこだわりのソースだという。

レストラン以外にも様々な施設

元々牧場だった広大な敷地内には、ハンモックが目印のフリースペースもある。

野菜シェイクなどをテイクアウトできるため、レストランで食事をした後ものんびりとくつろぐことができそうだ。

さらに、牛舎を改装したバーベキューハウスもオープン予定。

鹿糠さんは、「60〜70人でも対応できるようなバーベキューハウスを考えている」と話す。

レストランの裏の畑では、野菜を作る計画も。

「野菜を収穫して、バーベキューハウスで採れたてを焼いて食べていただければ」と鹿糠さん。

『ニュードライブイン トウベツ』の中で、地産地消に取り組んでいる。

今後は野菜直売所も併設し、道の駅のような場所を目指している。

これからの発展がますます楽しみな『ニュードライブイン トウベツ』。

ぜひ足を運んでみては?

北海道文化放送
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