山形県内は13日も暑い1日となったが、夏に向け、鶴岡市の高校生が自分たちで仕立てた“手縫いの浴衣”で、着付けの指導を受けた。

アドバイスを受けながら着付けに挑戦

着付けの指導を受けたのは、鶴岡中央高校の総合学科で被服について学ぶ、3年生の女子生徒8人。

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着付けに使った浴衣は、生徒たちが2022年に授業の一環で自ら仕立てた手縫いのもので、13日は、着物文化の振興を図る県内の団体から講師6人を招き、正しい着付け方を学んだ。

ほとんどの生徒は1人で浴衣を着るのが初めてで、中でも「帯の結び方」は複雑で難しく、アドバイスを受けながら、基本的な「文庫結び」などに挑戦。着付け開始から約30分で、りんとして涼し気な浴衣姿に変身できた。

生徒:
普段やらないことで新鮮だった。知らないことを知れて良かった

生徒:
(自分の浴衣のできは)100点です。花火大会などに行きたい

生徒たちは7月の地元商店街の夏祭りで、13日に学んだことを生かし、浴衣のファッションショーを行うという。

(さくらんぼテレビ)

さくらんぼテレビ
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