4月10 日ご静養地から皇居に戻られた、天皇皇后両陛下と、長女の愛子さま。

集まった沿道の人々に、笑顔で手を振られる愛子さま
集まった沿道の人々に、笑顔で手を振られる愛子さま
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沿道に集まった人々に、愛子さまが笑顔で手を振られます。

4月5日からコロナ禍以降初めての静養に出かけられていた、天皇ご一家。

静養地である、栃木県の御料牧場では、出迎えた地元関係者らに、天皇陛下が「楽しみにしていました」と声をかけられる場面も。

3年8カ月ぶりとなったご静養。その後は、マスクをはずし、一家そろって牧場内を散策されました。

久しぶりに自然に囲まれ、終始リラックスしたご様子。

両陛下の頭がコツンとぶつかってしまう場面も
両陛下の頭がコツンとぶつかってしまう場面も

桜が咲いていることを伝えようと振り向かれた陛下と、馬を見つけた皇后さま。お互いの頭がぶつかり笑い合うお姿も見られました。

「ごめんなさい」と謝る天皇陛下と、「ごっつんこ」と笑う雅子さま
「ごめんなさい」と謝る天皇陛下と、「ごっつんこ」と笑う雅子さま

さらに、「空気が澄んでいますね」と記者に声掛けされた際は…。

天皇陛下「そうですね。本当、緑もきれいで」
皇后さま「まだ桜も…所々咲いていて」
愛子さま「窓から桜が見えてきれい、車の」
天皇陛下「そうね」
皇后さま「来る途中、桜がとてもきれいで」
天皇陛下「きれいだったね」

愛子さまと両陛下が親子の何げない会話を交わされる瞬間も。

フジテレビ皇室担当の橋本寿史解説委員は、御料牧場は、天皇ご一家にとって思い出深い場所のひとつだと言います。

橋本寿史解説委員:
御料牧場をご静養に使われ始めたのは、皇太子時代の両陛下が初めてとなります。

実は、御料牧場を静養先として初めて使われたのは、新婚時代の天皇皇后両陛下。
動物が大変お好きな両陛下に、側近が「牧場で静養されませんか」と提案したことがきっかけだったそうです。

橋本寿史解説委員:
動物たちがたくさんいる場所でもあり、そして広大な敷地がある。そういった中で気兼ねなく散策できるというのは、大変お二人にとっても、リラックスできる場所だったと思います。

もちろん動物好きは、娘の愛子さまにも引き継がれています。
愛子さまが初めて御料牧場を訪れられた際の映像では、まだ生まれたばかりの赤ちゃんながらも、身を乗り出して牛に手を伸ばされるなど、早くも興味津々のご様子が。

牧場の牛に興味を持たれたのか、身を乗り出す愛子さま
牧場の牛に興味を持たれたのか、身を乗り出す愛子さま

今回の滞在も、「動物たちを眺めたり、野菜を収穫したりして充実した時間を過ごすことができれば」とおっしゃっていた愛子さま。

橋本寿史解説委員:
愛子さまがいらっしゃる、ご一家(3人)でいらっしゃるときには、リラックスした中で、皆さん面白いことがあると、本当に声に出して笑われる。リラックスしたところの中では、やはり 雅子さまもそういった明るい素顔というのをお見せになるんだなと思います。

笑顔が絶えず、終始リラックスしたご様子のご一家
笑顔が絶えず、終始リラックスしたご様子のご一家

(めざまし8 4 月11日放送)