フランスの首都、花の都パリが激変。ゴミの回収業者のストライキによって、いたる所で“悪臭”が漂っている。

今や“ゴミの都”街中に漂う悪臭

フランスの首都パリは“花の都”のはずだが…。

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パリ中心部の飲食店が並ぶ通りにある歩道には、多くのゴミが積まれていて、周囲には悪臭が漂い始めている。

街の至るところにゴミの山が放置されている理由…実はゴミの回収業者がストライキを行っているのだ。

レストランのテラスの目の前にもゴミが積まれていて、店側の人たちを悩ませている。

ゴミの山の向かいのテラスにいた男性。日課のお茶を続けるためにしていたのが…

テラスでお茶が日課の人:
不快ですけど、鼻をつまんで、いつもより多めに香水をつけています

パリ市内だけで7600トンのゴミが回収されずに放置された状態。

パリ周辺に住む人:
少し臭くて不快だけど仕方ないです。ストは妥当な理由があるので支持します

パリ市民が回収業者のストに怒らない理由とは

ストライキやデモを行っているのは、回収業者だけではない。

2023年1月以降、フランス全土で激しいデモが起きている。

政府が、年金の受給開始年齢を引き上げようとしていることなどに抗議しているのだ。

パリが美しい街へと戻るのは、いつのことなのだろうか。

(「イット!」3月16日放送より)