社会学者の宮台真司さんが襲撃された事件で、容疑者とみられる41歳の男が去年、自宅で死亡していたことがわかった。

社会学者で東京都立大教授の宮台真司さんは去年11月29日、都立大のキャンパスで男に刃物のようなもので切りつけられ、重傷を負い、切りつけた男は現場から逃走していた。

警視庁は公開手配をして行方を追っていたところ、容疑者とみられる相模原市に住む無職の41歳の男が去年12月に死亡していたことがわかった。

遺書が残されていて自殺とみられているが、事件に関する記述はなかったという。

また自宅からは全長およそ30センチの斧が押収されていて警視庁は41歳の男が容疑者と特定されれば、書類送検する方針。