岡山・倉敷市真備町などで多くの被害を出した西日本豪雨から4年を迎える。被災地で今、伝えたいメッセージを聞いた。

西日本豪雨で被災 母校での卒業式かなわず…

製菓科で学ぶ高校生の川相愛佳さん。

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おかやま山陽高校3年・川相愛佳さん:
今は6時間。1日授業が終わった後に、木曜日以外は7時間目に補習をして、毎日勉強している

製菓衛生師(国家試験)受験までわずか。猛勉強の日々。

4年前、真備町の自宅が浸水、通っていた中学校も被災。母校での卒業式はかなわなかった。

カフェ開く夢と支えてくれた家族への感謝

愛佳さんの夢はーー

おかやま山陽高校3年・川相愛佳さん:
(真備町は)だんだん街灯ができて、店も増えて明るくなってきているが、夜まで開いている店がなくて暗い。私が地元の食べ物を使ったカフェを開きたい。
お母さんやおばあちゃんが、車に「頑張れ真備」を貼って動いていたけれど、4年たったので、外してオープンにいこうと。梅雨や台風がきたら怖いけれど、あまり深く考えず前を向きたい

愛佳さんから家族へのメッセージ。

おかやま山陽高校3年・川相愛佳さん:
家族のみんなへ。被災してからたくさん迷惑かけたけれど、おかやま山陽高校に行きたいと言った時、一人も反対せず、応援して支えてくれてありがとうございました。

おかやま山陽高校3年・川相愛佳さん:
これからも進路や夢に向かって迷惑かけると思うけれど、大人になって親孝行したいので、これからも一番側で見守ってください

(岡山放送)

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