いま「高知県」で起きているあることに、高知県民は驚きを隠せずにいます。

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国土地理院が、2022年1月に行った全国都道府県別の面積の調査を公表しました。
その調査結果を見ると、あの坂本龍馬の出身地・高知県の面積が8年前の調査に比べ、88ヘクタール・東京ドーム約18個分も縮小していたのです。

なぜ、高知県が小さくなってしまったのでしょうか。めざまし8は調査をした国土地理院を取材しました。

「高性能で精細なものが撮れるようになってきた」海岸線に変化

国土地理院 地名情報課 早坂寿人課長補佐:
測量に関して言うと、空から航空機で写真を撮ったりしているのですけど、どんどん時代が変わるごとに高性能で精細なものが撮れるようになってきた影響です

例えば、鹿児島県龍郷町(たつごうちょう)の地図を見てみると…

この赤い線は、今まで地図上で「陸地」と「海」との境目だった部分です。
それに対して、新たな測量で分かった「陸地」と「海」との境目が青い線です。

黄色の部分が、陸地→海に変わった

測量技術の精度が上がり、入り組んだ海岸線などで境目が明確になったため、従来は陸地に含めていた地点が「海」だったことがわかったのです。

同様に、高知県の土佐清水市は8年前と比べて33ヘクタール・東京ドームおよそ7個分が“消失”。

逆に室戸市では4ヘクタール面積が増えていました。
実は、この面積の増減が“あるもの”に影響を及ぼすといいます。それは、国から各自治体に配分される「地方交付税」です。

県の面積縮小で「地方交付税」に変化 県民に還元も

土佐清水市・企画財政課 横山課長:
新しく減った面積で計算をやり直したところ22万円影響することが分かった。人口が1万2000人程度ですので1人だいたい、18円くらい減るという計算になります

「地方交付税」のひとつ「普通交付税」の算定には、自治体の面積が反映されています。そのため、面積が増えた室戸市は…

室戸市・まちづくり推進課 福留裕治課長補佐:
4ヘクタール増えるということで、算定すると約2万円の増額。それはもう1円でも多くの収入があるということは、市民の皆さんに還元できる機会が増えるというになりますので大変ありがたく思います

県の面積が変わると、私たちの生活にも小さな変化が出てくることがわかりました。

(めざまし8「#NewsTag」4月28日放送)

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