資源エネルギー庁が発表した、11月29日時点のレギュラーガソリンの全国平均小売り価格は、1リットルあたり168円60銭だった。
先週は168円70銭で、3週連続の値下がりとなったが、約7年ぶりの高値水準が続いている。
石油情報センターは、アメリカや日本が備蓄石油の放出を発表したためと分析している。
一方、WHO・世界保健機関が「懸念される変異株」に指定したオミクロン株が経済活動に悪影響をもたらすとの警戒感から、原油価格は大幅に下がっていて、来週のガソリン価格は値下げが予想されている。
ただ2日に開催される主要産油国による会議で、供給を絞る事になれば、原油価格は高騰に転じる可能性もある。