卓球・張本智和選手がクレープづくりに挑戦した。

11月7日放送の「ジャンクSPORTS」(フジテレビ系)では、東京オリンピック卓球男子団体で銅メダルを獲得した張本選手が登場。卓球混合ダブルスで金メダルを獲得した水谷隼選手と一緒にクレープを試作した。

“チョレイクレープ”の試作へ

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発端は8月9日の生放送で、水谷選手監修のカレーが売れているという話題から始まる。

張本選手も何か商品化したいものはないかと問われ、「あまり考えたことないですけど、甘いものが好きなので、スイーツ系を出せたらいいな。クレープが好きなので“チョレイクレープ”」とアピール。

番組終了後には、「商品化の話が来たら俺に相談すること」という水谷選手と張本選手のTwitterでのやりとりに、商品化を望む声が殺到した。

この日は“チョレイクレープ”の試作会に水谷選手も同席。張本選手を「ライバルです!」とネーミングから脅威を感じているそう。

張本選手も「友達からもいつ出すの?どんなの作るの?」と問われるため、反響の大きさを実感しているという。

まず張本選手は「メロンやフルーツ系が好きなのと、チョコブラウニーとか(入れたい)」と“チョレイクレープ”のイメージを明かすと、番組MCの浜田雅功さんから「マジやんか」とツッコまれる。

さらに浜田さんは「この辺すごい気になる」と、目の前に並べられた焼き肉や照り焼きチキン、ナポリタンなどの“お食事系”の具材に慄く。

試作品第一号は、張本選手が好きなだけ生クリームを乗せ、カラースプレーで色付けし、大好きなチョコブラウニーを2つ加えたもの。

浜田さんから「なかなかボリューミー」と驚かれるが、張本選手は「いつも自分が買っているクレープはこれくらい」とケロッとしていた。

しかし、最後のクレープの皮を巻く際に、チョコブラウニーが大きすぎたのか上手く巻けず、泣く泣く1つだけに。「だから言うたやん!」と浜田さんからも指摘されていた。

第一号を試食すると、浜田さんは「可愛らしいし、女の子やったらってのもありますけど、この年齢にはヘビー」とたっぷり入った生クリームとチョコブラウニーに苦笑する。

張本選手が「ラケット型のクッキーを生クリームにつけて食べるのがポイント」と話すと、「これは美味しい!」と頷く浜田さん。張本選手も「自分の理想通り」と90点の高得点をつけた。

一方、水谷選手が「チョコブラウニーがあるならバニラアイスが欲しかった」とアドバイスすると、張本選手は「商品化するなら長持ちするものが…」と商品化への本気度をうかがわせた。

商品化の先輩もクレープづくり!

冒険に出た試作品第二号は、地元・仙台の牛タンにご飯と焼きそばを合わせたおかずクレープ。

東京オリンピック終了後、10日間のお休みをもらったという張本選手。「10日間のうち4日くらいウーバーイーツで頼んでいた」と話すと、「どこで頼んでいた?」と敏感に反応する浜田さん。何かを察した張本選手が「出前館で…」と言い直すと、浜田さんも「言い間違えたらダメよ!」と笑った。

試作品第二号の試食では、一口食べて「焼きそばいらない」とこぼす張本選手。点数も20点と低評価で「焼きそばなければ80点」と落ち込む。水谷選手も「個々の主張が強い」と指摘するが、永島優美アナだけは「いろんなものを一気に食べられるので“時短”になりますよね」と優しくフォロー。

すると、浜田さんから「フォローフォローの人生やな」と言われ、永島アナも「ムリのあるフォローでした」と苦笑し、「これが仕事やからしょうがない」と浜田さんも“フォロー返し”をしていた。

水谷選手監修のカレーは東京オリンピックのあと、約1年分の売り上げがあったという。約3万食販売され、売り切れで手に入らない状態だったと自慢気に話す。

そんな商品化の先輩・水谷選手も「せっかくだから“ミックスクレープ”出してもいいですか?」とノリノリ。伊藤美誠選手と金メダルを獲得した混合ダブルスにかけたようで、浜田さんも「もう名前決めてるの?」とやる気に驚く。

その具材は、たこ焼きと焼きそばをミックスさせソースをかけて巻くだけ。あまりのシンプルさに浜田さんも唖然とするが、水谷選手は「クレープってそういうものじゃないですか?」と一言。

水谷選手が商品化を狙う“ミックスクレープ”は、「味わかるぞ!」と言いながら一口食べ「思った通りやもん」と浜田さん。

そんな水谷選手は“名誉挽回”と称して、「カレー食べません?」と提案。年間9万点も売り上げる『水谷隼カレー』の実力を浜田さんが確かめると「うまい!」と絶賛。

今回の試作会で張本選手は「楽しかった」と満足げだったが、「牛タンもいいなって思いました。ただ、焼きそばの悔しさが残っています」と不完全燃焼な様子。

そんな後輩の姿に水谷選手は「いろいろ調整は必要。簡単には商品出せないですから、いっぱい食べて試行錯誤してから商品になる。これから勉強して」と厳しくも、後輩の背中を押した。

張本選手の“チョレイクレープ”の完成が待ち遠しい。

ほか、緊張感と爽快感が交差するプレッシャーゲーム「イレロ」に、K-1 WORLD MAX元世界王者・魔裟斗さんと妻・矢沢心さん、スピードスケート金メダリスト・清水宏保さん、フィギュアスケート元世界女王・安藤美姫さん、2019年ラグビーW杯日本代表・堀江翔太さん、女子バレーボール元オリンピック日本代表の栗原恵さんが挑戦した。

(『ジャンクSPORTS』毎週日曜日夜7:00~8:00放送)