学習塾に通うことが難しい、遠隔地の子どもたちに学習の機会を提供しようと、宮崎市の企業がAIを活用したオンライン学習システムを開発した。
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学習塾ならではの蓄積データ活用
開発したのは、宮崎市にある教育情報サービス。
このシステムは、学習塾が蓄積してきたデータを元に、利用者の模擬試験の結果をAIで解析し、学力アップのための授業動画や解説動画を推奨することができる。
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利用者は自宅からパソコンやスマホで学習することができ、学習塾に通うことが難しい遠隔地などの教育格差の是正が期待される。
"今までにないAI”を目指して
教育情報サービス 情野吉彦さん:
今回作るAIは、どの教科であっても教科を横断して、いったいこの子には何から勉強してもらえばいいのか、どれを順番に勉強していけば、この子の学力が上がりやすいのか、というところを指示を出してくれるものを作ろうと思っているので、この点は今までにないAIになるかなと思っています
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このオンライン学習システムは、県内と鹿児島県の中学1年生を対象に10月末からトライアルを実施する予定で、2021年度からの本格運用を目指している。
(テレビ宮崎)