菅首相は4日投開票された東京都議会議員選挙の結果について記者団に対し、「謙虚に受け止めさせていただきたい」と話した。

都議選で自民党は25議席から33議席に増やし第一党となったが、過去2番目に少ない議席数で、公明党と合わせて過半数に届かなかった。

この結果に対し、菅首相は「自公で過半数を実現できなかったことは謙虚に受け止めさせていただきたい」とした上で「要因はいろいろあるかと思うが、東京都連と自民党本部が連携しながら、冷静に期間をおいてしっかり分析して次に備えていきたい」と述べた。

選挙結果を受けて、自民党幹部からは「このままでは衆議院選挙は惨敗だ」など危機感をにじませる声が出ている。