Bリーグの王者を決めるチャンピオンシップ準決勝第2戦。千葉ジェッツ(東地区2位)は琉球ゴールデンキングスに78-84で破れ、1勝1敗。決勝進出は24日の第3戦に持ち越しとなった。

琉球の岸本「男を見せたかった」 

準決勝の初戦を落とし、崖っぷちの琉球は第1クオーター開始から岸本隆一(31)が気迫のプレーを見せる。「男を見せないとという気持ちだった」とドライブや得意の3ポイントシュートを決め9得点。琉球は開始3分で14-0とスタートダッシュに成功する。

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「カムバックできた」劣勢の千葉が反撃

勝って決勝進出を決めたい千葉は第2クォーターに反撃する。キャプテンで司令塔の富樫勇樹(27)の3ポイントシュートやジャンプショットなどで徐々に点差を縮め、37-40と盛り返す。

後半に入ると、千葉はシャノン・ショーター(31)が「スタートで14-0のランをされてしまい、そこからカムバック出来たのは良かった」とドライブ、3ポイントシュートによる連続得点と、持ち前のオフェンス力を見せる。59-63と千葉がわずかに4点リードのまま第4クォーターに突入する。

琉球の岸本「ホームの応援が力に」

最終第4クォーター、琉球は「ホームの応援が力になった」と岸本が3ポイントシュートを沈め、この日一番アリーナを沸かせる。対する千葉は直後にショーターがドライブを決め、流れを渡さない。

背水の陣で戦う琉球は残り2分を切ったところで最後の力を振り絞る。岸本、キム・ティリ(32)の連続3ポイントシュートで76-75と逆転。千葉も富樫のフローターシュートですぐにひっくり返す。

残り34秒、逆転に次ぐ逆転

そして残り34秒、琉球は試合中に左肩を痛めながらもプレーを続けたドウェイン・エバンス(29)が土壇場で得点。これで再逆転に成功した琉球が逃げ切り、前日の雪辱を果たした。

「気持ちと気持ちのぶつかり合い」

琉球の藤田弘輝ヘッドコーチ(35)は、「選手たちのファイトを誇りに思う」とし、「ここまで来たら気持ちと気持ちのぶつかり合い。ファイナルの切符を勝ち取りたい」と意気込んだ。

「明日勝つために何をすべきか考えろ」

一方、千葉の大野篤史ヘッドコーチ(43)は、「第1Qでジャンプスタートされてしまうなど課題は色々あったが、選手達には、『明日勝ってファイナルへ行くか、負けてシーズン終えるかどっちかだ。今日の負けを悔いても時間は戻って来ないから明日勝つ為に何をするべきかを考えていこう』と伝えた」とすぐに気持ちを切り替えた。

最終戦へ燃える千葉のキャプテン

18得点を挙げた千葉の富樫は「今日で決めて明日からファイナルに向けて準備したかったが、これが結果なので明日しっかり勝つために準備したい。負けたら終わりなので、この一年間何のためにやってきたかをもう一度みんなで考えて、コートでそれを出せるように頑張りたい」と24日の最終戦へ言葉に力を込めた。

琉球ゴールデンキングス84-78
(沖縄アリーナ・4,070人)