バスケットボールB2リーグ「熊本ヴォルターズ」は、2023年9月17日に初の国際親善試合をホームで行い、台湾のプロバスケットボールチーム「台湾ビールレオパーズ」と対戦した。会場は両チームのファンの熱気に包まれた。
会場には台湾グルメも 2300人観戦
この記事の画像(14枚)会場外のマルシェには、台湾風唐揚げ「ジーパイ」のキッチンカーが並び、入場時には台湾ビールが配られた(20歳以上、先着2,000人限定)。
チーム史上初の国際親善試合は、普段の試合とは一味違った雰囲気の中で行われた。
熊本県内で行われるプレシーズンマッチとしては最初で最後という事もあり、約2,300人が観戦した。
後半は猛攻を許すもヴォルターズ勝利
練習試合で、守備の要である磯野寛晃選手が右足首を骨折し、開幕前から試練が訪れたヴォルターズだが、開始早々その不安を払拭させたのは2年目の山本翔太選手だ。
スティールから相手ファウルを誘発し、今シーズン、ホーム初得点を挙げた。
攻撃面では、新加入選手が躍動した。駒沢颯選手が連続アシストで存在感を見せると、アーロン・ホワイト選手がダンクで会場を沸かせた。
さらには大学時代、熊本で過ごした石橋侑磨選手もスリーポイントを沈めるなど、それぞれが持ち味を発揮し、1点リードで前半を折り返した。
後半は、守備のズレから台湾に猛攻を許した。
それでも昨シーズン、チームを何度も救ってきたジャメール・マクリーン選手とテレンス・ウッドベリー選手が要所でしっかりと役割を果たし、初の国際試合を白星で飾った。
熊本と台湾が仲良くなれる取り組み
遠山向人ヘッドコーチ:
バスケットボールを通じて、熊本と台湾がさらに仲良くなれるよう皆さんで盛り上がっていきましょう
台湾の観客:
結構盛り上がっている雰囲気を感じた
台湾の観客:
盛り上がっていて良かった。次回もまた来たいと思う
熊本ブースター:
台湾との交流する、スポーツでつながれるという意味でいい取り組みだったと思う
いよいよ10月に迫った今シーズンの開幕戦。ヴォルターズは、10月7日に熊本県立総合体育館で「滋賀レイクス」を迎え撃つ。
(テレビ熊本)