バスケットボールB2・山形ワイヴァンズの選手が、9月8日に上山市の小学校で特別授業を行った。子どもたちは大喜びで、選手たちもシーズン開幕に向けパワーをもらっていた。
山形ワイヴァンズと地元小学校が交流
上山市立南小学校を訪れたのは、上山市出身でこの学校の卒業生、今シーズンキャプテンを務める鈴木大選手と、福島の司令塔として長く活躍し、今シーズン新たに山形に加入した村上慎也選手の2人。10月のB2リーグの開幕戦が上山市で行われることから、9月8日の特別授業が企画された。

鈴木選手・村上選手が先生となり、パス回しやシュートで体をほぐしたあと、大いに盛り上がったのがワイヴァンズと子どもたちの試合だ。

選手2人に対し、5年生5人で立ち向かったが、普通にやっては勝てないと思った5年生チーム。すると、一人の男の子がルールを無視し、ボールを持ったままゴールに向かった。

そんな男の子に、村上選手が強烈なブロックショット! …男の子の作戦は失敗に終わったようだ。
豪快ダンクに小学生は大盛り上がり
さらに身長172cm、スピードが武器の村上選手が、試合では決して見せない豪快なダンク!

短い時間だったが、子どもたちはバスケットボールの楽しさを感じていた。
上山南小5年・菅沼次郎さん:
プロのバスケ選手と一緒にバスケする機会はなかなかないので、この機会を大切にスポ少(スポーツ少年団)でも頑張り、県大会に進んだり、いい結果を残したい
上山南小5年・横戸咲希さん:
プロの選手と一緒に楽しくバスケができて良かった。印象に残ったのは、村上選手のダンク

新加入・村上慎也選手:
すごく元気があって、こうやって交流して一緒にバスケするのが楽しい。これをきっかけに、みんなにバスケットを好きになってもらえたら

上山市出身・鈴木大選手:
みんな楽しくバスケットをやってくれた。来て良かった。上山で開幕できるのは個人的にもうれしい。泥臭いプレーをみなさんに見せて、何とか開幕を勝利で飾りたい
子どもたちも楽しみにしているワイヴァンズの開幕戦は、10月7日に上山市の三友エンジニア体育文化センターで行われる。
(さくらんぼテレビ)