今季限りで現役を引退する横浜ビー・コルセアーズの竹田謙(42)がGW最終日の5日、アルバルク東京戦に出場した。

緊急事態宣言に伴う無観客での試合ながら、観客席は「竹さんありがとう」「タケさんおつかれさまでした。そしてありがとう。5年間応援できて幸せでした」などと書かれたたくさんのメッセージボードで彩られた。

その竹田は第2クォーター序盤にコートに。現役最後の試合となったリーグ最年長42歳は残り5分30秒に鮮やかなレイアップで得点を奪うなど存在感を発揮。横浜が41-34で試合を折り返す。

さらに竹田は第3クォーター残り1分18秒、巧みに相手のファウルを誘うと、獲得したフリースローをしっかり2本とも沈め、ラストゲームで4得点1リバウンドをマーク。衰えを感じさせないプレーを最後まで魅せた。

横浜は今季初の3連勝でクラブ史上最多となるシーズン19勝目(40敗)に到達。レギュラーシーズンを最高の形で締めくくった。竹田は「最後ということでみんな思いっきりプレーしてくれて、自分たちが積み上げてきたものをやろうと決めて、結果もついてきて良い終わり方ができた。こんなもんじゃないと思って、皆今季を過ごしていたし、そういう思いを最後まで持ち続けたことが今日の結果に繋がったと思う」と感慨深げに振り返った。

この記事の画像(3枚)

神奈川・川崎市出身の竹田は青山学院大を卒業後、2001年にデビュー。新潟や栃木などのチームを経て、2009〜2011年には日本代表も務めた。2014年に現役を一度は退きコーチになったものの、2016年横浜で現役復帰。持ち前のスピードで今季もチームを支えた。

また、今季限りで退任が決まっているカイル・ミリング監督(46)も「記録を塗り替えられてとてもうれしく思う。選手を誇りに思う。」と目を潤ませた。そして、最後は好きな日本語で「ヨキ!ヨキ!ヨキ!」と締めくくり。多くのファンから愛された“船長”と“海賊”が今季最後の航海で有終の美を飾った。

アルバルク東京71-73横浜ビー・コルセアーズ
(5日・アリーナ立川立飛)