岡山のお土産として期待が高まる「パクチーゼリー」

岡山で栽培された「パクチー」を使ったスイーツが完成し、岡山の新しいお土産にと期待がかかっている。

パクチー生産者 植田輝義さん:
僕パクチー大嫌いから始まって

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國和産業営業 浅原孝夫さん:
そんなに好きではありません、苦手ですね

開発担当者もこう話すのは、香り高い野菜「パクチー」のことだ。岡山の新たなお土産にと、県産パクチーを閉じ込めた「パクチーゼリー」が完成した。

國和産業営業 浅原孝夫さん:
僕みたいに苦手な方でも食べやすくなった

倉敷市の菓子メーカーが、面白いゼリーを作ろうと素材を探していたところ、出会ったのが、「黄ニラ大使」としておなじみの生産者、植田輝義さん。実は、植田さんは、20年以上前からパクチーも生産していて、「岡山パクチー」として売り出している。

こうして世にも珍しいパクチーを使ったゼリーの開発が始まったのだが…

國和産業営業 浅原孝夫さん:
工場内全体がパクチーのにおいがするわけで、多くのパートさんが何このにおいと、そういった臭いの部分で(社内で)賛否両論あったり

火を通すことでパクチーの香りを優しくしたり、レモンでさわやかさを添えるなど、試行錯誤を重ねること約2年、ようやくパクチーゼリーが完成した。

本人再現
本人再現

竹下美保記者:
いただきます。おいしい。思っていたのと違うさわやかさが残ります

植田さんのパクチーは、新型コロナウイルスの影響で、飲食店への出荷量が激減。新商品は、パクチーの新たな可能性も広げてくれた。

パクチー生産者 植田輝義さん:
コロナ禍で2020年から厳しい状況が続いていまして、明るい兆しになると思う

新たな岡山のお土産として期待が高まる「パクチーゼリー」。4月1日から、県内の観光地や道の駅、岡山空港などで販売が始まる。

(岡山放送)

岡山放送
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