25日に開幕する、全日本フィギュアスケート選手権。
前例のない全日本だが、25日は、男女のショートプログラム(SP)が行われる。
24日は、前日練習が行われた。
男子の前日練習の様子。
決戦の舞台・長野のビックハットは、羽生結弦選手(26)が2015年に世界最高得点を出したリンク。
公式練習では、これまでベールに包まれていた羽生選手の新プログラムが、ついにお披露目される。
フリーの楽曲は、「天と地と」。
予定している4回転ジャンプは、ループ、サルコウ、トゥループの3種類。
冒頭のループは回転が抜けてしまったが、その後の練習では4回転ループを着氷。
さらに4回転サルコウ。
そして、4回転トゥループのコンビネーションジャンプも成功。
30分の公式練習では、ショートプログラムのお披露目はなし。
本番当日までのお楽しみとなった。
ソチ・平昌五輪王者 羽生選手「(フリー“天と地と”のプログラムについて)『SEIMEI』で感じた経験だとかは使えていると思いますし、もっと大人っぽいというか、芯がある、そこにたどり着いているような、羽生結弦というもの自体を演じられたらと思います。(前日練習を終えて?)うまくいっていないジャンプもありましたし、逆にコントロールしきれているジャンプもあったんですけど、1つ1つ冷静に分析しながら。まずは、あしたのショートに向けて、しっかり体を作りたいなと思います」
そして、羽生選手と同じく、今シーズン初戦を迎える宇野昌磨選手(23)。
プログラムは、ショート・フリーともに、2019年と同じ構成で全日本に臨む。