気になる疑問やニュースのナゼ?を解き明かす「どうなの?」。
厚生労働省は26日、医療機関が掲げられる「内科」「小児科」など診療科名の中に、新たに「睡眠障害」を加えると発表しました。
睡眠不足が続くと、高血圧や心疾患などの発症リスクが高まるといい、厚労省は「睡眠障害」をつけ加えることで病気の早期発見や治療につながることを期待しています。
28日のどうなの?は「寝る前のスマホはだめ?意外な睡眠“新常識”」です。
マイナビが行った「睡眠と仕事に関する実態調査」によりますと、20代~50代の正社員600人のうち、睡眠が「6時間未満」と答えた人が26.9%と4人に1人の割合となり、寝不足の頻度については約3割が「週5~7日」と回答しました。
世界最先端の睡眠学研究をしている、筑波大学の柳沢正史教授によりますと、自分の適切な睡眠時間を知る方法があるといいます。
ますは「普段より30分長く寝る」、これを3~4日続けてみてください。
その結果、睡眠時間が足りてなかった人は、日中の強い眠気が収まる・朝の目覚めがよくなる・集中力が高まるなどの効果を感じられるといいます。
それでもまだ睡眠不足を感じる場合は、さらに15~30分長く寝て、これを繰り返していって、昼間の眠気がなくなったときが「適切な睡眠時間」だということです。
仕事に学校に家庭にとあって、なかなか「プラス30分」が難しいという人にオススメなのが「パワーナップ」という方法です。
東京・原宿にある「ネスカフェ 睡眠カフェ」。
パワーナップは15~20分程度の「短い昼寝」のことで、こちらの店舗では「昼寝」前にコーヒーを飲む“コーヒーナップ”を体験することができます。
柳沢教授によりますと、昼寝前にコーヒーを飲むことで、ちょうど起きるころにカフェインが効いてくるため、すっきりと目覚めることができるということです。
あくまで応急措置として、こういった形で睡眠時間を補えるといいます。
このように、寝る前にしてはいけないことのイメージとして「コーヒーを飲む」の他に「スマホをさわらない方がいい」もあると思います。
柳沢教授によりますと、今のスマホは周囲の明るさによって自動的に画面が暗くなったり、ブルーライトの影響を抑制する設定もあるため、使い方によっては寝る前のスマホも大丈夫、むしろ何を見るのかがポイントだといいます。
寝る前に見ても良いコンテンツは映画だといいます。
柳沢教授によりますと、ショート動画は「次は何かな?」とスワイプしていってどんどん新しい刺激が入っていきます。
また、チャットやSNSは自分の操作に対して反応がある「双方向」のものになります。
そうすると脳が覚醒しやすく、眠くならないため「絶対に避けた方が良い」といいます。
一方、「ながら見」できる映画は、よほど刺激的でわくわくしたりするものでなければ大丈夫だといいます。
ただ、スマホを使っていてリラックスできない人もいるので、自分に合う方法を探すことが大切だといいます。
そして、これから梅雨を迎え、気温も上がって寝苦しい夜もあると思います。
そうしたときに良い睡眠を得るために有効な方法があるといいます。
エアコンをタイマー設定で止めるより、つけたまま眠る方が睡眠の質を下げないといいます。
エアコンが止まってから室温が上がることで寝苦しくなるので、つけたままで快適な室温を保つ。
そして、もう一つ大切なことがタオルケットなど掛ける寝具を1枚使うことです。
暑いからといって何もかけないと、眠っているときの体温調整ができなくなるといいます。