中東情勢の緊迫化が、自治体の工事にも暗い影を落としつつあります。
資材の調達が難しくなっているとして、島根県は学校や病院など県の12の施設で修繕工事の発注を一時、見合わせることにしています。
島根県が発注を見合わせているのは、学校や病院など県の12の施設で予定されていた修繕工事で、工事費の総額は合わせて約10億円です。
県が地元の業界団体などにヒアリングしたところ、中東情勢が緊迫化した影響で塗料など「ナフサ」を原料とする資材の調達が難しい状況が確認されたということです。
一時見合わせとなっているこれらの工事は、外壁の補修や建物屋上の防水工事で、県はいずれも施設の利用に直ちに影響することはないとしています。
ただ、丸山知事は5月27日の定例記者会見で…。
島根県・丸山知事:
何が起きるか予測できないから、発生する状況に対してケースバイケースで対応していくしかない。マイナスの影響を県民の皆さんに最小限にとどめていくために、いろんな知恵を出したり行動をしていきたい。
不安定な中東情勢による影響の拡大に懸念を示しました。
一方、鳥取県では県管理の一部の工事で工事期間を延長する対応を取っていますが、発注の見合わせは行っていないということです。