国の天然記念物で絶滅危惧種に指定されているコウノトリが、2026年も鳥取県八頭町で巣を作り、生まれたヒナへ個体識別用の足環を付ける作業が行われました。
八頭町では2022年に初めてコウノトリの巣が確認され、それ以降毎年町内でコウノトリが巣作りをし、これまでに18羽のヒナが巣立っています。
2026年も町内の2カ所の巣でそれぞれ3羽ずつヒナが確認されていて、このうち照明塔の上に作られた巣では専門の職員が高所作業車に乗り、約25メートルの高さにいるヒナを捕獲しました。
5月22日はそれぞれのヒナに生まれた場所や時期などをあらわす個体識別用の足環を取り付けていきました。
また体の大きさや体重を測定したほか、DNA検査をするために羽毛や血液のサンプルを採取しました。
兵庫県立コウノトリの郷公園・松本令以主任研究員:
(八頭町は)餌となる生き物が十分にあるということで自然が豊かなのだと思う。
ゆくゆくは足環を付けなくても自然にまかせておければというふうになっていけば良い。
巣に戻されたヒナたちは順調に育てば6月下旬から7月上旬にかけて巣立つということです。