上履きやタオル

■その他
・上履き
  1足
・タオル(もしくはボディーシート)
  2枚

上履きとフェイスタオル(特集班撮影)
上履きとフェイスタオル(特集班撮影)

指定避難所の多くは体育館のような場所です。避難時に履いていた靴は汚れているため、履き替えることを推奨します。

ちなみに、地震の場合は余震が起きて避難所の外へ再度避難することも考えられます。その際、床にガラスなどの落下物があると裸足ではケガをするリスクがあるため、上履きを履いたまま就寝するのがお勧めです。

タオルに関しては、厳密に言うと衣類ではありませんが、避難所で身体を洗えない場合、着替える際に拭いて衛生状態を保つのに役立つため、一緒に備えておくといいでしょう。

リストには入れてありませんが、携帯用使い捨てカイロや使い捨て冷却材なども備えておくと体温のコントロールに役立ちます。

シーズンに合わせて服の備えを見直す

災害はいつ起こるかわかりません。衣替えをするタイミングで非常持出し袋の中身も見直してください。

また、お子さんの服には特に注意が必要です。成長に合わせて定期的にサイズを更新してください。

避難所に行っても着替えはないという危機感を持って、乾いた清潔な衣類を備えておくことが、命を守ることにつながるのです。

備えはモノと訓練で成り立つ

災害時のために備えた服は、アウトドアでのレジャーにも役立ちます。日常的に使うことが何よりの訓練です。

命を守るにはしっかりとした備えと繰り返し訓練が必要です。訓練によって得た経験を自分の備えにフィードバックしてください。

買って安心、袋に入れて満足してはいけません。

日頃から持ち歩くためのパッキング術『旅行にも応用可!避難用衣類のパッキング術。コンパクトに下着を隠せるたたみ方とA4サイズに圧縮するテクニック』も、ぜひあわせてお読みください。

須田雅太郎(すだ・まさたろう)
繊維製品品質管理士、クリーニング師、災害備蓄管理士。各地で『大規模災害発生時の衣の支援』に関する調査、講演活動を実施。

須田雅太郎
須田雅太郎

須田雅太郎 
繊維製品品質管理士、クリーニング師、災害備蓄管理士。東日本大震災後に宮城県多賀城市において移動式コインランドリー車による洗濯支援を行ったのをきっかけに『大規模災害発生時の衣の支援』に関する調査、講演活動を始める。