子供の「暑熱順化」は外遊びで
子供も「暑熱順化」することで、熱中症になりにくくなります。
ただ、大人と一緒にウォーキングをしたりサウナに入ったりするのは難しいですよね。そこで、ママやパパは、外で体を使って遊ばせることを日頃から意識してほしいです。
アスリートと同じように、子供も普段から外で遊んだり運動したりしていると、汗をかきやすい体質になり、熱中症になりにくくなるのです。
外で遊んでいるときに、子供の顔が赤くなっていたら、日陰などの涼しい場所で休憩しましょう。水分補給などをして、無理せず遊べるような工夫をしてあげてください。
熱中症警戒アラートが発表されるほど暑くなってきたら、外で遊ぶのは控えましょう。「暑熱順化」のために外で遊ぶのは、本格的な夏が来る前です。
大人も子供も屋外に出て季節を感じながら汗をかき、体の機能をしっかり働かせることが、熱中症対策の第一歩となります。
長谷川 博(はせがわ・ひろし)
広島大学大学院人間社会科学研究科教授。日本スポーツ協会「スポーツ医科学専門委員会スポーツ活動中の熱中症事故予防に関する研究プロジェクト」班員、国立スポーツ科学センター「東京オリンピック特別プロジェクト」研究員などを務める。
構成=有竹亮介
