暑い夏に、自宅の「エアコン」が使えない状態を想像したことはあるだろうか。いつの間にか故障していた、というケースも考えられる。

そんな“エアコンなし”で涼むコツを、家事アドバイザー・矢野きくのさんに聞いた。

無理せずに涼む“3つのコツ”

エアコンが使えないと、汗だくで不快になってしまうが影響はそれだけではない。「暑いと本当に動けないので『家事の負担が増す』と考えても良いでしょう」と矢野さんは話す。

保冷剤を凍らせておこう(画像はイメージ)
保冷剤を凍らせておこう(画像はイメージ)
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そんな状況でも諦めないでほしい。暑さを和らげるコツの1つ目は「冷凍庫の活用」。食品についてくる「保冷剤」を凍らせておこう。

「薄手のタオルにくるみ、首筋、脇の下、足の付け根(そけい部)に当てるといいですよ」

保冷剤がない場合、ぬらしたタオルを凍らせておくのがお勧め。汗を拭くこともできる。

ベランダに打ち水するなら夕方以降に(画像はイメージ)
ベランダに打ち水するなら夕方以降に(画像はイメージ)

2つ目は「水の活用」。ベランダに打ち水をすると、周囲の熱を奪って暑さが和らぐそう。

ただし時間帯に注意が必要だ。日中を避けるのがポイントで、夕方以降が望ましい。保水性が高いマットを敷いておくと、効果的だという。

このほか、浴槽に水をためて入ったり、冷たいシャワーを浴びたりすることでも涼は取れる。気分的にもスッキリするのだとか。