毎年春、私たちの目を楽しませてくれる立谷川のシバザクラが枯れていることがわかった。雑草の処理を委託された業者が誤って除草剤を散布したことが原因で、シバザクラの管理者は落胆している。

立谷川のシバザクラは、不法投棄が多かった河川敷をきれいにしようと、田所三男さんという男性が2006年から1人で河川敷を整備したのが始まり。

田所さんは2013年に亡くなったが、田所さんの遺志を受け継いだ市民団体「立谷川の花さかじいさん」が現在管理している。
毎年春に約4万5000株のシバザクラが私たちの目を楽しませてくれていたが…。

(リポート)
「見ごろを終えたシバザクラは今の時期は緑色に生い茂りますが、その周りを見てみると、茶色に変色しています」

枯れたシバザクラは、6月27日に市民団体により発見された。
代表の松田さんが県に問い合わせたところ、堤防上の道路の除草を委託された天童市の建設会社が6月15日、シバザクラが生えている全長650メートルの道路の両側1メートル・広さ計1300平方メートルに渡って除草剤を誤って散布したことが原因とわかった。
シバザクラの約8割が被害に遭ったという。

(立谷川の花さかじいさん・松田和雄代表)
「悲しくて仕方がない。怒りもあるが、落胆、どうしたらいいか。再生に3~5年かかる」

猛暑の影響などでシバザクラの育ちが近年悪くなっていて、最近は地元の小学生などが植栽を手伝うなど支援の輪が広がっていた矢先の出来事だった。

(立谷川の花さかじいさん・松田和雄代表)
「親子で見に来て来年・再来年を楽しみに帰った。それを裏切る結果になり、何と言っていいのか申し訳ない」

県によると、除草を請け負った天童市の建設会社は「全面的に復旧させたい」と話しているという。

県は今後、市民団体と県・建設会社の3者で復旧に向けた話し合いをするという。

さくらんぼテレビ
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