ここで、人間の脳を「いちご大福」に例えて解説してみましょう。まず中身のいちごの部分は、生命を維持するために不可欠な部位である「脳幹」です。
次に、脳幹を覆うあんこの部分は「大脳辺縁系」といいます。食欲や性欲、睡眠、そして怒りや不安、恐怖などの原始的な感情を司る部位です。
そして、大脳辺縁系に覆い被さった皮の部分が「大脳皮質」です。人間らしい道徳的な判断や論理的な思考を司っています。
人がお酒を飲むと、大脳辺縁系から生じる怒りや悲しみが大脳皮質によって抑制されにくくなります。すると、泣いたり笑ったりしやすくなる。これが泣き上戸や笑い上戸の正体です。
キャラが変わる人は注意!
実は、お酒を飲むと泣き上戸や笑い上戸になる人は、脳がアルコールの影響を受けやすく、感情が不安定になりやすい傾向にあると考えられます。あまりメンタルが健康な状態ではない可能性もあります。もしかすると、お酒との相性はあまり良くないかもしれません。
飲み会の席でそのような無防備な状態になるのは、お酒の作法としても避けた方がいいでしょう。最悪の場合、犯罪に巻き込まれるケースさえあるでしょうから。
お酒を飲むと怒りっぽくなるケースも同様です。相手の言動にイラッとした時に、大脳辺縁系で感じた怒りを、大脳皮質が抑えてくれません。それで、相手につい突っかかってしまうことがあります。そこからヒートアップしてケンカに発展してしまうこともあるので注意が必要です。
