また、飲む際に特に注意してほしいのは、高カフェインのエナジードリンクで割ったアルコール飲料。アッパー系の薬物であるカフェインと、ダウナー系の薬物であるアルコールを組み合わせることで双方の依存性を高めてしまうと言われています。

さらに、カフェインの中途半端な覚醒作用によって、それほど酔ってないように感じますが、それは気のせいです。通常より飲みすぎて、帰りに椅子から立ち上がろうとしても足腰が立たなくなったり、ケンカや事故につながりやすかったりするので気をつけてください。

「習慣」が依存症の入口に?

日々の晩酌やお風呂上がりの一杯が欠かせないという人もいるでしょう。そのような習慣にも注意が必要です。

例えば、仕事終わりにお酒を飲んでストレスを解消する場合、最初のうちはお酒のおかげで翌日には元気に出勤できていたかもしれません。しかし、ある段階から飲み始めると止まらなくなり、朝方まで飲むようになってしまった場合はどうでしょう。朝になると酒臭くて、会社に行ける状態ではない。あるいは、朝方に潰れて寝てしまい、目覚めたらお昼だった、という状況に至る場合も考えられます。

(イメージ)
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アルコールは依存性のある化学物質ですから、習慣的に摂取することで次第に耐性ができて飲酒量が増え、度数の強いお酒を求めるようになります。そして中枢神経系の性質が変わり、依存症に至る場合があるのです。

もしお酒の失敗を重ねているにもかかわらず、依然として飲み続けるという場合、すでに飲酒のメリットよりデメリットが上回っています。もはやストレス解消では済まなくなっているのに、それでもお酒を飲みたくて仕方がない。お酒に執着して、あれこれ自分で飲む理由を作って飲んでしまう。これが、依存症の本質なのです。

上記のようにネガティブな事柄を解決するためにお酒を使うケースは特に気をつけてください。つらい時、そのつらさを忘れるために飲む。眠れない時、眠るために飲む。とりわけ、そのネガティブな状況を周囲に打ち明けられず、一人で抱え込んで乗り切ろうとする場合に、依存症になりやすいようです。