今年度開校した宮城県大崎市の「おおさき日本語学校」で、3月18日、1期生の卒業式が行われました。卒業生16人のうち5人が、宮城県内での就職が決まっているということです。
「おおさき日本語学校」は人口減少が進むなか、地域を支える若い世代を海外からも受け入れることなどを目的に設立され、インドネシア、ベトナム、台湾からおよそ50人が入学しました。
このうち、最短の1年課程で学んだ16人が卒業することになり、留学生たちと交流を深めた地域住民も卒業式に出席しました。
式では、鈴木俊光校長が「皆さんが日本と世界をつなぐ架け橋として活躍することを心よりお祈りします」と、はなむけの言葉を送りました。
台湾出身の卒業生
「私にとって大崎市は、まさに第二の故郷です。ここで過ごした思い出をこれからも大切にしていきたいと思います」
おおさき日本語学校によりますと、卒業生16人のうち4人が大崎市内の観光業や製造業などに、1人が仙台市の金融業に就職するということです。
インドネシア出身の卒業生
「ゲームクリエイターとして仙台の専門学校に。面白いゲームを作れるようになりたいです」
「おおさき日本語学校」は、2029年度には、定員が今年度に比べて40人多い100人に拡大される予定です。
人口減少で労働力が不足する中で、重要視される外国人労働者ですが…。
先週、仙台市内で外国人労働者の受け入れなどを支援する団体が、フォーラムを開きました。
フォーラムでは、最長5年間滞在できる一方で、実習先を変えることを原則認めず、長時間労働や低賃金などの問題が指摘されてきた「技能実習制度」を見直し、再来年度から同じ職種での転職などを認める「育成就労制度」の運用が始まることなどが説明されました。
宮城労働局によりますと、去年10月時点で、宮城県内で働く外国人は2万234人で過去最多となっています。