ミラノ・コルティナ五輪で金メダルを獲得したフィギュアスケート・ペアの“りくりゅう”こと、三浦璃来(24)、木原龍一(33)。
4月28日に都内で現役引退会見を行い、涙を交え感謝の言葉を述べつつ、約7年間を振り返った。
五輪シーズン開幕直前にフジテレビが独自で行った取材では、五輪シーズンを迎えるまでの6年間の気持ちの波を記してもらっていた。
前の記事では、ペアを結成した2019年のこと、波が落ちたという結成後に直面した“コロナ禍”という試練について語ってくれた。今回は、その試練を乗り越えて挑んだその後のシーズンと、再び2人の気持ちが落ちてしまったこと、ミラノ・コルティナ五輪でどんな気持ちになっているかの予想を。
日本ペア史上初の偉業、グラフも頂点へ
コロナ禍を乗り越えて、迎えた2022年の北京五輪。“りくりゅう”として初めて立った夢舞台でもあり、団体戦ではショート・フリーともに自己ベスト更新と圧巻の演技で“チームジャパン”の銀メダル獲得に大きく貢献した。
そして、個人戦でもフリーと総合得点で自己ベストを更新。オリンピックで最高のパフォーマンスを発揮し、7位入賞となった。
その流れに乗るかのように、4シーズン目の2022-2023シーズンには年間グランドスラムの大偉業を達成。GPファイナル、四大陸選手権、世界選手権とISU主要国際大会を全制覇した。
2023年3月の世界選手権は日本開催だったということもあり、木原は「自国開催でそのときに優勝できたことが、自分たちの中で幸せだったかなと思います」と話す。
実は、そのシーズン前の練習中に三浦が右肩を脱臼してしまうというアクシデントがあったという。それでも日本ペア史上初となる偉業を果たし、グラフの波も頂点へと駆け上がっていった。
「コロナ禍にやってきたことが少しずつ認められるようになって、点数にも大きく出るようになった。(年間)グランドスラムも達成しましたし、本当に充実したシーズンだったと思います」(三浦)
「オリンピックが終わってから怪我は確かにあったんですけど、自分たちはやりたいこと、求めている結果が出せたので、メンタル的に楽しかったというのがあります」(木原)
