1人の女性が、生涯に産む子どもの数のあらわす合計特殊出生率が2025年は1.14となり、これまでで最も低くなりました。

厚生労働省によりますと、2025年、国内で生まれた日本人の赤ちゃんの数は67万1236人で、前の年から1万4900人余り減りました。

10年連続の減少で、1899年の統計開始以来最も少なくなっています。

一方、減少の幅自体は緩やかになっており、その要因として、「30歳から34歳」の女性の出生数が増えたことなどがあげられます。

また、1人の女性が、生涯に産む子どもの数をあらわす合計特殊出生率は1.14で、前の年より0.01ポイント低下し、過去最低を更新しました。

一方、都道府県別では、13の県で上昇しています。

最も高かったのは沖縄県の1.52、次いで宮崎県の1.46、福井県の1.45となりました。

最も低かったのは東京都の0.96で、次いで北海道と宮城県が1.00でした。

このほか、2025年に結婚したカップルは48万9119組で、前の年から4000組余り増え、2年連続の増加となりました。

厚労省は、「少子化に歯止めがかかっていない状況を重く受け止めている。一方、婚姻件数は増加していて、婚姻件数と出生数は一定の関係があり、注視する必要がある」としています。

また、こども家庭庁は「少子化の要因の背景は複雑だが、若い世代の子育てにかかる経済的・精神的負担など要因を分析し、環境整備を図ることが重要と考えている」としています。

都道府県別の合計特殊出生率は以下の通り。

北海道 1.00
青森県 1.10
岩手県 1.12
宮城県 1.00
秋田県 1.05
山形県 1.15
福島県 1.14
茨城県 1.15
栃木県 1.14
群馬県 1.18
埼玉県 1.06
千葉県 1.07
東京都 0.96
神奈川県 1.05
新潟県 1.13
富山県 1.31
石川県 1.30
福井県 1.45
山梨県 1.23
長野県 1.25
岐阜県 1.23
静岡県 1.21
愛知県 1.20
三重県 1.26
滋賀県 1.34
京都府 1.03
大阪府 1.13
兵庫県 1.23
奈良県 1.17
和歌山県 1.24
鳥取県 1.38
島根県 1.41
岡山県 1.23
広島県 1.27
山口県 1.32
徳島県 1.33
香川県 1.40
愛媛県 1.28
高知県 1.29
福岡県 1.21
佐賀県 1.38
長崎県 1.42
熊本県 1.40
大分県 1.33
宮崎県 1.46
鹿児島県 1.38
沖縄県 1.52

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社会部
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