アイスダンスでの現役復帰を決めた、宇野昌磨と本田真凜。

会見で2人は競技会に復帰し、4年後のオリンピックを目指すと決意を示した。こうした決断の背景の一つとして、引退後にチャレンジした「キャスター」の仕事で競技を違う角度から見たこともあるという。

五輪2大会連続でメダルを獲得し、世界選手権2連覇している宇野昌磨と、世界ジュニアで金メダルを獲得した本田真凜のアイスダンスカップルの愛称は「しょまりん」。

5月22日に競技会復帰会見を行った“しょまりん”
5月22日に競技会復帰会見を行った“しょまりん”
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宇野は2024年5月、本田は同年1月に引退している。そんな2人の第2の人生は、キャスターとして全日本選手権や世界選手権の現場で活躍していた。しかし、この期間中にすでにアイスダンス競技への現役復帰を決めていたという。

会見を終えた2人に、キャスターの経験を通して得られたもの、そして決断までの経緯を聞いた。

本田の魅力が伝わるのがアイスダンスだった

2018年の平昌(ピョンチャン)五輪、2022年の北京五輪と、オリンピックで2大会連続のメダルを獲得している宇野。

全日本選手権で6度の優勝を飾っている宇野(2023年全日本)
全日本選手権で6度の優勝を飾っている宇野(2023年全日本)

全日本選手権で6回優勝するなど、長年日本の男子フィギュア界をけん引。2024年に現役引退を発表した。

2019年の全日本選手権に出場した本田真凜
2019年の全日本選手権に出場した本田真凜

本田は2016年に14歳で初出場した世界ジュニア選手権で優勝し、2024年に現役を引退。

その後、キャスターとして全日本選手権や世界選手権の現場で活躍。2025年のアイスショーではアイスダンスを初披露するなどしていたが、そんな期間に競技への現役復帰を決めていたという。

宇野がアイスダンスに本田を誘ったという
宇野がアイスダンスに本田を誘ったという

宇野が本田をアイスダンスに誘ったそうだが、その理由として本田の魅力が伝わるのがアイスダンスだと考えたからだと話す。

「誰かに言われたからやってみよう、とかでは全くなくて。真凜のスケートを見て、真凜のスケートの素晴らしさを僕は一番わかっているからこそ、でした。シングルに心残りはないですが、表現力という部分を今ショーで磨いていて、アイスダンスを真凜と組んで表現力を積み重ねて、2人で大きな大会に向かって進んでいく目標としてオリンピックというのを2人で経験したいという思いで誘いました」

続けて宇野は「しっかり努力して、真凜のパートナーとして“僕でよかった”と言っていただける4年にしたいと思います」と語った。