千葉県銚子市の東にある台風6号は、このあと速度を落としながら東寄りに進んでいくと見られる。こうした中、6月4日には台湾の南西に熱帯低気圧が発生する見通しとなった。

台風6号は日本の東へ 各地で記録的大雨

大型の台風6号は6月3日午後6時現在、千葉県銚子市の東 約190キロの場所にあって、1時間に50キロの速さで東北東に進んでいる。

中心の気圧は985ヘクトパスカル、最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルで、中心の東側650キロ以内と西側440キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いている。

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このあとは速度を落としながら東寄りに進む見通しで、台風周辺の発達した雨雲も、次第に遠ざかると見られる。

今回の台風6号をめぐっては、3日未明から朝にかけて徳島県南部、和歌山県南部、静岡県伊豆、神奈川県東部で次々と発生した積乱雲により線状の降水域が数時間にわたってほぼ同じ場所に停滞する、いわゆる線状降水帯が発生するなど、太平洋側を中心に各地でこの時期としては記録的な大雨を観測した。

静岡県内でも御前崎で3時間降水量、6時間降水量、12時間降水量、24時間降水量、48時間降水量、72時間降水量のいずれも6月の観測史上最大を記録。

また、伊豆でも3時間降水量や12時間降水量について、6月の観測史上最大を更新した地点があったほか、道路への土砂の流入や浸水被害も確認されている。

“台風のたまご”熱帯低気圧が発生へ

こうした中、気象庁が発表した予想天気図によると、4日には台湾の南西沖で熱帯低気圧が発生する見通しとなった。

熱帯低気圧は海上で暖かく湿った空気があつまり、雲や雨のまとまりができることで発生するが、このうち北西太平洋(赤道より北で東経180度より西の領域)または南シナ海に存在し、かつ低気圧域内の最大風速(10分間平均)が約17メートル以上のものを台風と呼ぶことから、“台風のたまご”と言われることもある。

テレビ静岡放送の「ただいま!テレビ」に出演する小塚恵理子 気象予報士によれば、台湾の南西沖で発生する熱帯低気圧が、この先、台風になるのかという点については、「今のところ定かではない」とのことだが、付近の海面水温が非常に高くなっていることから「台風へと発達する条件はそろっている」という。

その上で「雲のかたまり(熱帯低気圧)が北上し、再び本州近くまで来るのではないかという予想も出ている」とのことで、今後の天気予報や気象情報を注視していく必要がある。

テレビ静岡
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